5月24日から26日まで 仙台近郊の被災地へボランティアに行ってきました。
資格も特になく、体力にもさほど自信のないおばさんが単身で被災地に入るのは
ちょっと不安でしたが 現地の方に親切にしていただいて 自分にできる範囲の
お手伝いをしてきました。
仙台駅の駅舎外壁は 養生シートが張られ復旧工事中でした。
沿岸部の被災地の様子はテレビでは見ていましたが 土台しか残っていない家や
畑に漁船が倒れている様子を実際に目の当たりにすると言葉がでませんでした。
国をあげてこの困難に立ち向かわなければ! という思いが湧き上がってきました。
24日は仙台駅から東北本線で15分ほどのところにある
名取のボランティアセンターに向かいました。
ヤクルトレディさんにセンターへの道を聞いたら 「 ボランティアご苦労様です。 センターまで
車で送りますよ」と言ってくださり とってもありがたかったです。
受付は9時から11時までとセンターのHPには書かれていますが
私が着いた9時半にはすでに 仕事を割り振るマッチングは終了していました。
たまたま 必要人数より少ない人員が割り振られた仕事があったのでそこに組み入れて
もらうことができました。
仕事は 閖上地区の被災されたお宅の清掃
泥だらけになってしまった家の内部、家具などを拭いてきれいにしました。
家の方は避難所からお掃除に通ってこられています。
自分たちは家を修理して住みたいのだけれど 同居の息子さん家族は
津波の恐怖からもうここには住みたくないと言っているから
これからどうしたらいいのか・・・
と話されるのを聞いて かける言葉がみつかりませんでした。
ボランティアに気を使って差し入れをしてくださったり
温かい言葉をかけてくださったり ご自身が大変な状況なのにこちらを気遣ってくださる
優しさになんと強い方達なんだろうと こちらが励まされる思いでした。
1日も早く穏やかな生活がもどることを心から祈るばかりです。